
2017
01/26
15:52
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ピエール バルー
Category : 音楽

フランスの歌手、作詞・作曲家、音楽レーベル「サラヴァ」の主宰者など、いくつもの顔を持つピエールバルーが去年の12月28日に亡くなられたそうです。映画「男と女」は大変有名です。
他にも色々いい曲ばかりで、ずっと大好きで聴いてました。
彼は、音楽関係の人だけではなく、いろんな人に「Le Pollen」花粉のように影響を与えた人物だと思います。
僕もその一人です。彼は植物界においては、命の種を蒔いていくのが花粉の役目で、そのように、考えや思想というものは一度人が発表すると、風が吹いて花粉が広まるように、人の心や頭に落ちてまたそこからいろんな芽が出てくると言っていました。
奥様のアツコバルーさんによると、亡くなった時、病室では彼の曲「Saudade」Manque habitéが流れていたそうです。
「いて・いない」。
このところ夜な夜なサラヴァやバルーの曲を聴いているのですが、パリの古い酒場に居るようで、ワインがすすみ過ぎてしまいます。そして、涙が。(N)