鴨のもも肉のコンフィです。
この鴨モモはコンフィで出すのでなく、カスレで使います。
時折、今シーズンはカスレをやらないの?とお客様に問われます。
お待たせしました、お客様。
来週にはカスレやります、やらさせていただきます。

ただ今回はコンフィについてです。
コンフィは今では料理として出されていますが、冷凍技術がない時代に
肉を保存する手段としての保存調理の手段として使われていました。
そのコンフィ文化圏は何の肉をコンフィに用いるかによって2つに大別されます。
ガチョウのコンフィは、ベアルン地方、バスク地方で伝統料理のカスレ及び
ガルビュールと共に供され、一方、アヒルのコンフィはサントンジュ地方や
ブラントーム地方でジャガイモやトリュフと共に供されます。
その中の伝統料理であるカスレ、来週には提供します。
その時には是非、来店してお召し上がりください。